おりにっき

じょうはな織館スタッフが綴る日々の出来事

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岩に着しょう。

今年の甲子園は

立山が噴火するかと思うくらい

盛り上がったね。

(↑おめでとう!)








みなさまおはようございます。

本日の城端は


晴れ


で、ございます。

今回も更新がずいぶん空いてしまいまして

申し訳ありません。

この頃の城端は蒸し暑さが少しおさまりまして、

大変快適な日が続いております。

ついこの間まで外に出るのが嫌でイヤで

しょうがなく思っていたせいか、

今その反動でどこかに行きたくて行きたくて

しょうがないです。

( ゚∀゚)< あ~久しぶりにカメラ持って稲穂がなびく城端と、雲が多くなってくるこの時期の夕暮れの空を撮りに行きたい~

(なんで忙しい時期に限ってこういう逃げるような事ばっかりしたくなるんですかねぇ)












閑話休題。












いつの間にやら、

むぎや祭のチラシが来ていましよ。


\じゃじゃん!/

IMG_5619.jpg


今年はお顔がばっちり映るレイアウト。



( ゚∀゚)< 町流しの細かいプログラムが書いてあるのは、もうちょっと後かな?



むぎや祭りが近くなってきましたので、

今日は「麦屋節」の事についてちょっとお話。


城端で毎年9月に開催しております

「城端むぎや祭」で披露される民謡「麦屋節」は

大正15年に五箇山から城端へ伝承されました。



( ゚∀゚)< 西暦1925年かぁ…城端に来てからは意外と歴史は少ないのねぇ…



もともとは、砺波山(倶利伽羅峠)での源平の合戦(倶利伽羅峠の戦い)

に敗北した平家一門が落ちのびて庄川上流の五箇山に隠れ住み、

絶望的な生活から刀や弓矢を持つ手を鍬や鋤(すき)に持ち替え、

麦や菜種を育て安住の地とし、

在りし日の栄華を偲んで農耕の際に唄ったのが

麦屋節の発祥と伝えらています。



( ゚∀゚)< むぎや節がいつ歌われるようになったかははっきりとは分からないけど、これを語るにはいっきに830年も歴史を遡らないといけないのね!すごい!830年前ってギリギリ平安時代だよ?!?!さすが五箇山!!!!



唄の出だしが「麦や菜種は」と唄われるため、

「麦屋節」といわれているとされていますが元々は、

能登の「能登麦屋節」が元唄といわれています。



( ゚∀゚)< どっちも出だしが「麦や~」だけど、他の歌詞もメロディーも全然違うよ~


そして「麦屋節」の歌詞はこちら。

「麦や菜種は二年で刈るが 麻が刈らりょか半土用に

浪の屋島を遠くのがれて来て 薪こるてふ深山辺に

烏帽子狩衣脱ぎうちすてて 今は越路の杣刀

淋しや落ち行くみちは 川の鳴瀬と鹿の声

川の鳴瀬に布機たてて 波に織らせて岩に着しょう

鮎は瀬につく鳥は木に止まる 人は情の下に住む」




( ゚∀゚)< 普段聞いてるだけじゃ全然分かんないけど、改めて歌詞で見るとこんな事言ってるんだねぇ~。



さらに私の勝手な解釈で分かりやすく

現代語訳すると…



「麦や菜種は二年で刈り取るけど 麻は半年で刈ってしまうよ。」

( ゚∀゚)< 平家の政権支配が短かったという意味も込められてるね。

「遠いとこから逃げてきて 今じゃ深い山の中から薪を取って来る生活だよ」。

( ゚∀゚)< 侍が初めて百姓をしたときの体験談らしい

「烏帽子と狩衣を脱ぎすてて 今は粗末な家に住んでます。」

( ゚∀゚)< 昔は高い帽子と服を来て贅沢三昧してたんだよぉ~って言いたいのね。

「人生のレールから外れた先は、川の鳴瀬と鹿の声ほどしかなくて寂しいです。」

( ゚∀゚)< 「川の成瀬」と「鹿の声が」は「癒し」という意味なのか「悲しみ」を膨らますという意味なのか、それともどっちの意味もありなのか…。

「川面に布をあずければ、機織りのように波打ち、岩が着物を着るようだ。」

( ゚∀゚)< これは…洗濯物が流れて行って岩に引っかかったという悲話なのではなかろうか…

「鮎は川水面に身を寄せられて、鳥は木々の掌に覆われてるのに、人は哀れみの元でしか住めないよ。」


( ゚∀゚)………。




( ;∀;)<切ないよーーーーー!!!!!




なんて悲壮に満ちた歌なのでしょう。

麦屋節が実はこんなに心苦しい歌だったなんて。

平家の方々の未練タラタラっぷりと言ったらこの上ない。

しかも


( ´,_ゝ`)< この前、川で洗濯してたらうっかり着物を流してしまってさ…岩に引っかかっちゃったんだけど川が深くて取りに行けなかったんだよ…せっかく洗濯したのにさぁ…なんとも言えない悲しさだよね。
(↑私の勝手な妄想です)


っていうエピソードを歌にして、

民謡にして踊っちゃうこのセンス。



( ゚∀゚)< 素晴らしい!!感動した!!!!


麦屋節が毎年心地よく鳴り響く

城端むぎや祭には何故か、

「熱気」とか「情熱」とかそういう言葉ではなく、

「哀愁」とか「哀調」という言葉の方が

しっくりくる理由が分かりました。



( ゚∀゚)< 民謡でテンポが遅い曲では決してないのになんでこんなに「元気」というものが感じられないんだろうと思ってたのよ~。


半分以上行き過ぎた自己解釈も入ってますが、

こんな切ない歌詞に合わせて、

黒紋付袴にたすき、白足袋という

いでたちでとても凛々しく踊る若連中の姿は、

どう考えても粋でしかありませんね。


それでは最後に

どうぞご覧ください。

むぎや節でございます。





( ;∀;)< 後ろの垂れ幕の揚羽蝶がよりいっそう目に染みるわぁ~



( ;∀;)ノ~ < あっ言い忘れてましたが生のむぎや祭もぜひぜひきてくださいね~



9月14日(土)、15日(日)です。

皆様のお越しを心からお待ちしております。

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